薪の選び方

薪の種類は大きく2種類

薪の種類は大きく分けて「針葉樹」と「広葉樹」の2種類があります。針葉樹とは葉の形が針のように尖って細くなった樹木でほとんどが落葉しません。広葉樹は葉が手のひらのように大きく広がっていて、主に秋から冬にかけて落葉する樹木のことを指します。ただ樹種自体が多種多様ですので落葉するからと言って「広葉樹」というわけではありません。

焚き付けにおすすめ

針葉樹

針葉樹は油分が多く、よく燃えるのが特徴です。火つきが非常に良く火力が強いため、焚き火の「焚き付け」にオススメです。また、料理の際の温度調節にも適しています。

焚き火で使用する場合は針葉樹の薪だけでも大丈夫ですが、火持ちが悪く、薪ストーブで使用する場合、ストーブの素材によっては「針葉樹薪」NGのものもあるようです。最近では「スギ、マツOK!!」などど謳っているストーブも販売されていますので何はともあれ「乾燥」「焚き方」「煙突からの煙」に注意して利用すれば針葉樹大国の日本ですから利用しない手はないです。

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色々な薪の樹種をご紹介

Good Wood, Great Life!

長時間の焚き火におすすめ

広葉樹

広葉樹は組織の密度・比重が高いのが特徴です。そのため針葉樹に比べ着火及び火力をあげるのに時間はかかりますが、一度燃えると火持ちがよいのが最大のメリットです。「1/fゆらぎ」などの癒し効果は広葉樹ならでは。

長時間燃え続けるだけでなく、ヤニや油分が少ないため煙やススが少なく、薪ストーブや焚き火でお料理をする際など、幅広い用途に使用できます。

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色々な薪の樹種をご紹介

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高品質な薪とは

薪は、十分に、程よく乾燥された状態が最適です。「最適な状態の薪」とはよく含水率20%以下と言われています。伐採されたばかりの生木は約50%が水分といわれており、しっかり乾燥していないと火がつきにくく燃えても爆ぜたり煙がでやすくなります。

薪ストーブにいたっては炉内で発生した煤は上昇気流で煙突内に付着し、ひどい時には煙突が詰まったり、溜まった煤に熱がこもり着火してしまい煙道火災が起きたなんてお話もあります。また水蒸気が発生しやすいので、最悪の場合薪ストーブのガラス窓が割れる危険性があるともいわれています。そのため乾燥が大事。含水率20%(程よい水分)であれば広葉樹、針葉樹共に良い燃料となるでしょう。また、キャンプでのテント用薪ストーブも同様です。

二次燃焼のキャンプ用焚火台などは基本の「はじめちょろろなかぱっぱ」を忠実に火を育てれば最後まで乾燥にこだわらなくても大丈夫。火力が上がれば若干の未乾燥も上手に焚けます。

  • 薪ストーブは特に乾燥が大事!
  • 急がずにゆっくりと火を育てよう!
  • ゆっくりと火力を上げていこう!
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